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【なぜ】藤浪晋太郎の制球難はいつから?原因が練習不足って本当?

藤浪晋太郎

アスレチックスに所属する藤浪晋太郎選手。

先発から中継ぎに配置転換され、厳しい立場になってますね。

藤浪選手の制球難っていつからなんでしょうか?

原因がイップスというのはよく見かけますが、本当なんでしょうか?

調査してみました!

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藤浪晋太郎が中継ぎで炎上

先発から中継ぎに配置転換された藤浪晋太郎選手。

無失点で抑える試合もあれば、炎上する試合もあり安定感がありません。

5月7日の登板終了時で防御率は13・94

厳しいシーズンが続いてますが、頑張ってほしいですね。

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藤浪晋太郎の制球難はいつから?

藤浪晋太郎選手の投球を見ていると、四死球が多いのが気になります。

昔からコントロールが悪かったわけではないと思うんですが、制球難はいつからなんでしょうか?

投手のコントロールの指標に「与四球率」があります。

与四球率

1試合あたりの与四球の数。(与四球数 / 投球回数)× 9で計算される。MLBの平均は3.2で2.0以下だと優秀と言われる。

今回は、死球も含む「与四死球率」を計算し、年度別成績の変化を調査しました。

大阪桐蔭高校時代

まずは大阪桐蔭高校時代の成績を見てみましょう。

藤浪晋太郎選手は2012年の甲子園で春夏連覇しています。

甲子園通算成績は、9試合、76イニング、20四死球

与四死球率は20÷76×9=2.37です。

阪神時代

2012年のドラフト1位で阪神に入団した藤浪晋太郎選手。

年度別の成績は、

年度投球回四死球与四死球率
2013137.2463.01
2014163754.14
2015199934.20
2016169784.15
201759538.08
201871516.46
20194.1817.5
202076.1424.96
202148.1448.23
202266.2243.26

プロ入り後は先発として100イニング以上投げ、与四死球率は3~4くらいです。

しかし、2017年シーズンから急激に悪化していますね。

藤浪晋太郎選手が制球難になったのは2017年頃のようです。

アスレチックス時代

アスレチックスに移籍した後の成績はどうなんでしょうか?

集計してみると、9試合、20.2イニング、22四死球

与四死球率は9.80でした(5月8日時点)

1イニングに四死球1個以上のペースです。

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藤浪晋太郎の制球難の原因は?

2017年シーズンからコントロールが悪化している藤浪選手。

原因は一体何なんでしょうか?

①投球フォーム修正

阪神時代に藤浪選手と同僚だった能見篤史さんが興味深い話をしていました。

オリックスの宮城投手に関する動画ですが、最後に藤浪選手について言及しています(動画28分28秒~)

結果が出ていたので何も言われなかったですけど、4年目ぐらいからダメになった時に、あれを戻そうという方向性になった。ちょっとずつ戻すんだったらよかったんですけど、いきなりフラットの計画が入ったので、そこからたぶん、全く違う感覚になって、余計に(ボールが)抜けるようになってしまった

フルタの方程式

左足を三塁側に着地するインステップの投球フォームで結果を出してきた藤浪選手。

しかし、4年目は7勝とプロ入り後初めて2桁勝利を達成できませんでした。

インステップの投球フォームを修正することになりましたが、うまくいかずにコントロールが悪化したそうです。

2016年~2017年と与四死球率が悪化した時期と一致しますね。

②メンタル(イップス)

2017年8月16日の広島カープ戦に登板した藤浪選手。

4回の菊池選手の打席で、投球動作に入ってからボールを落としてしまいます。

このシーンについて、阿部氏は「藤浪君のメンタルを表す、象徴的なシーンだと感じました」として、「腕に力が入ることを自分で分かっていて、『力を抜こう、抜こう』と強く意識していたんだと思います。その結果、ボールがこぼれてしまったのだと思います」と話した。

JCASTニュース

このシーンについて、専門家はイップスの可能性を指摘しています。

力を抜いて投げようとするあまり、ボールが手から落ちてしまったんですね。

制球難ってイップスで片づけやすいんですよ。ただ、イップスって投げることすら難しい状態を指す言葉です。なのに『いやいやいや、自分は違う』といくら否定しても、『イップスを認めないことには次のステップに進めないぞ』とか『イップスは治らない』と聞く耳を持ってもらえない。ふざけんな、誰がイップスや!と本当に悔しかったですね

FRIDAY

藤浪選手はイップスを否定しています。

ピッチャーの指先の感覚は繊細なので、イップスでなかったとしてもメンタルの影響はあるかもしれませんね。

③練習不足・練習嫌い

藤浪選手は練習嫌いではないかという意見も見られました。

プロは高校より練習が楽、メジャー移籍後はこっちの練習は短いという発言によるものですね。

先日、藤浪の母校である大阪桐蔭の西谷浩一監督と話していたときだ。甲子園で春夏連覇を達成した当時の藤浪について、西谷監督はこう述べた。「とにかく練習でもよく投げていました。投げて、投げて、調子を上げていくタイプ。俗に言う”投げたがり”です」

sportiva

大阪桐蔭の西谷監督は、藤浪選手は練習でよく投げていたとインタビューで語っていますね。

藤浪選手が本当に練習嫌いなら野球を続けていなかったと思います。

日本と比べるとメジャーのキャンプは全体練習の時間が本当に短くて、1年前は空き時間にだいぶ不安になった。最初は『自分にはこんなにもルーティンがなかったんだ、日本では結局、練習をやらされていたんだ』とショックも受けたので…。こっちでは自分で考えて作ったルーティンを大切にした方がいい

日刊スポーツ

メジャー2年目の鈴木誠也選手が、藤浪選手にアドバイスを送っています。

「自分で考えて作ったルーティンを大切にした方がいい」

高校では練習メニューは決まっていますが、プロは自分で練習内容を考えなければいけません。

藤浪選手は自分で練習メニューを組むのが苦手なのかもしれませんね。

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【なぜ】藤浪晋太郎の制球難はいつから?原因が練習不足って本当?まとめ

今回は、藤浪晋太郎選手の制球難がいつからか調査しました。

2017年頃からコントロールが悪化していることがわかりました。

現状のコントロールでは、勝敗に関係ない場面以外での起用は難しいですね。

マイナー落ちする前に修正しないと、次に契約してくれるチームがないかもしれません。

頑張ってほしいですね。

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