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【カタールW杯】エクアドル戦で審判買収疑惑?オフサイドVAR判定をわかりやすく解説!

カタールワールドカップ

2022年11月20日、FIFAワールドカップのカタール大会が始まりました。

開幕戦のカタール対エクアドルで審判買収疑惑がありましたね。

オフサイド判定が物議を醸していたようです。

今大会に導入されているVAR判定についてわかりやすく解説してみました!

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カタール対エクアドルで審判買収疑惑?

エクアドルのゴール

大会第1号はエクアドルのバレンシアがヘッドで決めた。会場の時計では2分38秒だった。しかし、今大会から導入された「オフサイド半自動判定」機能でオフサイドと判定され、ゴールは取り消された。

スポーツ報知

W杯カタール大会の開幕戦、開始3分でエクアドルがゴールを決めました。

しかし、オフサイドの判定により大会第1号ゴールは幻に。

オフサイド判定に対し、審判買収では?と話題になっていました。

詳しく見ていきましょう。

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VAR判定でエクアドルのオフサイド

オフサイドとは

オフサイド

オフサイドは攻撃側チームの競技者が得点をするために守備側チームのフィールド内で待ち伏せすることを防ぐために定められたルールで、オフサイドポジションにいる味方にパスを出す、あるいはオフサイドポジションにいる味方プレーヤーが相手を邪魔したり、ボールに関与すると反則となり、相手チームに間接フリーキックが与えられることになります。

Jリーグ

攻撃チームがパスを出した時、パスを受ける選手が以下の条件を満たすとオフサイドになります。

  1. 守備チームの陣内にいる
  2. ボールより前にいる
  3. パスを受ける選手の前に守備チームの選手が1人しかいない

オフサイドがないと、サッカーはひたすら前にボールを蹴るだけの競技になってしまいますね。

VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)とは

VAR

今大会では、今季のチャンピオンズリーグ(CL)でも採用される半自動オフサイド技術を使用している。FIFA(国際サッカー連盟)の説明によれば、この新技術はスタジアムの屋根の下に設置された12台の専用トラッキングカメラを使って、ボールと個々の選手の最大29のデータポイントを1秒間に50回追跡し、ピッチ上の正確な位置を計算。収集された29のデータポイントには、オフサイド判定に関連するすべての情報が含まれている。

GOAL

VARとは、映像を見ながらフィールド審判員をサポートする審判員です。

カタール大会では、最新のシステムが採用されています。

  1. スタジアムの屋根の下に12台のトラッキングカメラを設置
  2. ボールと各選手のデータを1秒間に50回追跡して正確な位置を検出
  3. ボールに設置されたセンサーは1秒間に500回位置情報を計測
  4. 収集したデータからAIがオフサイドを判定

難しいオフサイドの判定をAIで半自動化したシステムが採用されています。

判定結果はエクアドルのオフサイド

それでは問題のシーンを見ていきましょう。

エクアドルのオフサイド

カタールのGKと、エクアドルの選手が競り合う場面です。

オフサイド

ボールより前にいるのはカタールの選手1人しかいませんね。

別角度で見てみましょう。

オフサイド

GKと競り合ったエクアドルの選手がヘディング。

これがパスになりますね。

この時、オフサイド判定の対象選手の位置をVARシステムが判定します。

VAR

VARによる選手の位置情報がこちら。

エクアドルの選手の体がカタールの選手の前に出ています。

  1. 守備チーム(カタール)の陣内にいる
  2. ボールより前にいる
  3. パスを受ける選手の前に守備チーム(カタール)の選手が1人しかいない

条件を満たしているのでオフサイドになります。

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ネットの反応

最先端技術すごいですね!

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【カタールW杯】エクアドル戦で審判買収疑惑?オフサイドVAR判定をわかりやすく解説!まとめ

今回は、カタールW杯の開幕戦でのエクアドルのオフサイド判定についてまとめました。

審判買収などではなく、最新のVAR判定によるオフサイドでした。

カタールワールドカップ盛り上がりそうですね!

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